先日、普段からお世話になっている陸のジオガイドチーム「桜島ジオサルク」さんや通訳し、メディア関係の方と一緒に桜島1の秘境「桜島キャニオン」へと行ってきました!
この場所はカヤックでなければアプローチがほぼ不可能な場所ということで、鹿児島県民にもあまり知られていない場所です。
今から約80年ほど前に流れ出た溶岩が作り出した大自然の造形美。この場所をジオガイドの仲間で一緒に見ることで、また新しい知見や考え方を広げていきます。
まずはスタート地点から出発し、桜島キャニオンの入り口にあるビーチを目指します。
このコースは桜島の中でも南側の山頂「南岳」にある火口が一望できる絶景スポット!
特に今回は腸がつくほどサイコーなコンディションということで、モクモクと水蒸気をあげ続ける火口がほぼ常に観察できていました。
ビーチに到着したら、軽く休憩してから桜島キャニオンの探索へ!
ここも今から約80年前に流れ出た溶岩が作り出した溶岩地帯にできた渓谷です。
壮大な溶岩の壁に、きていただいた皆さんやはり大興奮!
そきて今回はカヤックガイド2名を含めほぼ全員が霧島・錦江湾ジオパークの公認ジオガイド。
この地形がどのように作られたのかをとことん議論しながら歩きます。
最奥部には滝があり、噴火前にはここに無人島があったとされています。溶岩が無人島を飲み込んだことはわかっていますが、そこからどのように壮大な渓谷ができたのか、まだまだ謎は残ります。
桜島キャニオンを歩いた後は、桜島の神様へのお礼にビーチクリーン活動を実施!
普段ほとんど人が立ち入らない場所でも、たくさんの漂着ごみが見られます。
今回はごみ運搬用に2人乗りカヤックを用意していたので、運搬用カヤックと参加者カヤックのデッキ上に固定できる範囲でゴミを回収しました。
最終的に集まったゴミはこちら!
特に目を引くのが滝への道標となっていた看板。
おそらく数週間前に鹿児島を襲った大雨で流れてきたものだと思われます。
自然の力強さを、新た得て感じる漂着物ですね。
そして最後はまたカヤックを漕いでごみを運搬してカヤック終了。
何度ビーチクリーン活動を実施しても、キリがないくらい流れ着く漂着ごみ。
いくらこのゴミたちを使って生活しようとしている生き物がいるとしても、あまりにもゴミが多い。しかも近隣からと思われるゴミがほとんどです。
それだけ、普段の生活の中で無意識にゴミを自然界に流してしまっているということです。
普段の生活も見直しながら、より綺麗な海をいつまでも残していけるよう、海遊びと一緒に皆さんもゴミを拾ってみてください。
みんなで後世に、綺麗で安全で楽しい海を残していきましょう!
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カヤックビーチクリーンは、HPのツアー紹介ページにも掲載しています。
社員研修等にも合わせて、ご対応しますで、ぜひご検討ください。