概要
薩摩半島と屋久島の間にある火山と温泉、そしてジャンベと仮面神メンドンの島、硫黄島。
周囲14.5km、人口約150名のこの島には標高703mの活火山硫黄岳がそびえ、常に噴煙を上げており、この火山がもたらす恵みで温泉が湧き出しています。
その一つが秘湯の本などでは必ずと言っていいほど紹介される東温泉です。
岩の間から流れ出す緑色のお湯が、岩の上に作られた湯船にあふれており、眼の前には東シナ海が広がります。隔てるものは何もありません。ビール片手に堪能しましょう。
他にも、満潮時に入れる坂元温泉や、三島村開発センターにある温泉など4カ所の温泉があります。
シーカヤックで島の周りを探索すると、まだ見つかるかもしれないですよ。
フェリーみしまが到着する港は、海底から温泉が沸き出しているので茶色に染まっており、島のあちこちを歩くと、同じような火山性成分が海に流れ出している様子を見ることができます。
その海をシーカヤックで漕ぐと赤色、茶色、黄色、そして黄緑色など様々な色の海に浮かぶことが出来ます。
こんな小さな島を回るだけで、これほどの変化が楽しめるのは世界中でもほとんどないのではないでしょうか。
この野性味あふれる不思議な硫黄島を、シーカヤックを持って冒険に行きませんか。

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